フリーランスは自分で意識的に新しいことにチャレンジしていかないと成長が止まる
私はフリーランスなので、産前10ヶ月ぎりぎりまで仕事をし、産後2ヶ月から早々に復帰しました。といっても子育てがあるので、そんなにハードには仕事は受けず、せいぜい月に5人日くらい。仕事内容は…というと、産前はメディア構築のPMとして動いてて、私が子をリリースするタイミングと同じくらいに手がけてたメディアもリリースされたので、今その運用支援周りでお手伝いさせて頂いてます。
子育て+家事しながら5人日捻出するのって結構大変。たった5人日でかつ細切れな稼働だとやっぱり動ける内容も限られてしまう。お客さん目線でのコストパフォーマンスを考えると、私が現時点でもっているスキルを提供するのが一番効率よいのですよね。結果的にPMとかディレクション周りになるんだけど。
そんな中、どうしても分析周りで私が実作業したほうが早いっていう事案があって、この前久しぶりに、エクセルをちゃんと使った*1。いろんなところからデータ集めて、VLOOKUP関数とか使って統合して、ピポットとか使って集計して。みたいなことをやった。久しぶりで楽しかった。
楽しかった…けど、まぁこれもよくやってた仕事だったわ。久しぶりなだけで新しくもなんともない。
そこで思ったのが掲題の内容。フリーランスやりながら自分も成長したいなら、稼働外の時間で新しいことにチャレンジしていかなくちゃダメなんだなって。
今思えば、会社員時代はすごい恵まれてたなぁと思う。お給料もらっていろんなことやらせてもらってたもん。私は新規事業に携わることが多かったからだとは思うけど*2。ほんといろんなことやってたわ。構築ディレクション、運用ディレクション、広告運用、事業戦略、マーケティング戦略、事業企画、サービス企画、マークアップ、プログラミング、などなど。若干、器用貧乏的になってしまった感もあるけど、お給料もらって新しいことにチャレンジできるってこんな幸せなことないよな。会社的には未来投資の位置づけなんだろうが。
フリーランスになった今、試行錯誤することをコミコミで稼働を買ってもらえるなんていう(私にとっての)神案件があるのだろうか…と思うけど、そんな仕事あったとしても受け入れられる度胸ないわ。だって、そういうのって、完全成果型のフルコミット案件だもんな。だったら社員にならんと。
このままフリーランスを続けるにしても会社員に戻るにしても、そろそろ自分のコア・バリューみたいなものを作っていかねばならぬな…とそんなことを心の片隅に置きつつ、今は子育て+家事を優先して頑張ります。コア・バリューにはならないんだけどさ、「子育て+家事をやりつつ仕事もする」っていうスタイルをやりこなすことができたら、それはそれで、なかなかのスキルアップだと思うんだよね。
逆に、子育てしながらのプログラミングは無理。この前アプリ開発の続きをしようとしたら、全然ダメだった。クリエイティブ系の特に実作業系の仕事はホントまとまった集中できる時間がないとダメだよなー。
と自作アプリの開発が止まってることに対する言い訳で締めくくっておきます。
【映画】『時をかける少女』を改めて見たら、主人公の愚かさが自分に返ってきて絶望した
一回目見た時には、主人公の愚かさ加減ばかり目についてイライラしてた『時をかける少女』。huluで8/31までだったのでせっかくなので見ました。
一回目は私が26歳の時だっけかな。レンタルで見ました。
その当時は、しょーもないことにタイムリープしまくって結果的に友人を危険に晒してる真琴にすごくイライラしてたっけ。ボロボロになってるまことを見ても、まったく同情できなかった。
んで、今、30代中盤。年をとったからかもしれませんが、昔ほど苛つかない。というか全く苛つかない。なぜだろう。
しょーもないことでタイムリープを繰り返して「人生バラ色だ。わはは」と笑う真琴に、おばや友人は
「そんな程度の使われ方で良かった」
「使われたのがバカでよかった」
とか言うのですが、なるほど。主人公がアホだからこの話が青春映画として成り立つのか…と二回目にして気づきました。
気づいたけれども、この主人公はやはり好きになれない。なんでだろう…と、これまで自分が好きになったキャラクターを思い巡らしてたら、なんか分かった。
真琴は、根本的に頑張らない子(都合の悪い事に逃げる子)だから好きになれないんだ…。最終的には、自分の愚かな行為を反省し振り返るんだけど、それにしても立ち直りが早すぎやしないか。軽すぎる。だから、「ああ、この子ってただの馬鹿なのかな…」って思ってしまう。
ジュブナイルであるがゆえに、映画には「《納得》出来るように生きよう」(時に賭けろ)というポジティブなメッセージがある。映画ではあからさまに、「未来に駆け足で行きたくなる」ような主人公の姿に羨望を覚えるような構成になっている。それにしても、主人公は過剰なほどにポジティブだと思う 『時をかける少女』から「納得」を得るか「絶望」を得るか。 - 荻上式BLOG
そう、ポジティブなのはいいことだ。未来に前向きなのはいいことだ。ただ、この手のタイプのポジティブさは周囲を振り回しがちで、迷惑なことがおおい。
ちなみに、私も比較的ポジティブな方なんだけど、以前友達から
君のポジティブさは、うつ気味の僕からすると逆にうっとおしいよ。
と言われたことがあったりするので、真琴を見ていて苛つくのは近親憎悪だったのかもしれない。そして、年をとった今、真琴にそこまで苛つかないのは、そんな愚かな自分を受け入れつつあるということかもしれない *1。
あ、よく考えたら「それでも人生にイエスと言う」という言葉をブログタイトルにしてるところからしてポジティブだった。ただ「それでも」って言葉がポイントなのよ。今は多少は思慮深さを持つようになったのだと自分を信じたい。
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そういえば、タイムリープする時、なんで飛ばなきゃいけないんだろ…。
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実は、こちらの小説版読んだことがないんだよね。今度読むか。
*1:ぶっちゃけそこまで愚かとは思ってないけど。なお、その友人から「そのプラス思考は宗教にもなるよ。教祖をやる気になれば僕が動くよ。」とも言われたことがある。
暮らし系記事を書き始めた理由
最近、暮らしネタを書いてるのは、ミニマリストの方々のブログを読むようになって、すごーく刺激を受けたからです。
私は以前から断捨離もサクっとするタイプだったので、皆様方の暮らし方に共感するところがあってすごく面白いな〜って見てました。とくにいいなぁって感じる暮らし方はさっそく取り入れたりしてます。
ただ、私はミニマリストを目指してるわけじゃないし、それなりに物欲もある。そのレベルの人間が、どう工夫して暮らしてるのか共有するのもそれなりに面白いかも?と思って【暮らし】の記事を書いてます。
とはいえ、このブログの雑多煮スタンスを止める事はしないのですが。
ノウハウ系の記事や薄いレビュー記事より、もっと「日常の気づき」や「自分の価値観・考え方」みたいなモノを扱いたいとは思っていて、それはおそらく雑感カテゴリなんだけど、雑感に入る記事ってすごく気を使うんですよね。伝えたい事をシャープにすると、いろんな配慮に欠けた感じになる。けど、削らざるえないので、言葉尻をそれなりに気をつけてます。雑感なのにww
もっと空気を吸うように文章が書けたらなぁ。
【暮らし】常備菜を作っておけばフライパンを使わずに5分でランチの準備ができる
子どもを産んでから、私はずいぶん外出が減りました。家の近くにはたくさん店もあるんですけど、やはり赤ちゃん連れだと腰が重くなります。食材調達はもっぱらネットスーパーだし、外食も月に1度あるかないかくらい。なので、必然的に自炊率が高まって、常備菜を多く作るようになりました。
この常備菜があると、ランチがすっごく楽になるんです。産前は、ランチと言えば一品料理のパスタとかチャーハンとかが多かったんですけど、赤ちゃんの世話をしながら食材を切ってフライパンで炒めるのってなかなか難しい。でも、常備菜があれば冷蔵庫から出して並べるだけでいいんですよね。
ちなみに今日のランチ(写真が下手ですみません)。
大皿左上から
- 鶏むね肉とキャベツのオイスター炒め(今朝作ったお弁当具材の残り)
- 鶏もも肉のねぎ塩ダレ(昨日の晩御飯の残り)
- きんぴらごぼう(常備菜)
- 大学いも(常備菜)
- ナスの煮浸し(常備菜)
- 小松菜としめじのおひたし(常備菜)
- ヨーグルトの上にブルーベリージャム
- ご飯(冷凍)
- ニラと卵のスープ(昨日の晩御飯の残り)
それぞれ少しずつお皿に盛るだけなんですけど、ここまで品目が多いとリッチに見えますよね。
うちでは夫のお弁当も作らなくてはいけないので、一つの常備菜の量も多めに作るんですけど、朝、昼、晩と同じモノを出すとさすがに飽きるので、常に6種ぐらい用意しておいて、できるだけバラけさせています。
常備菜サイクルは最近ようやくコツをつかんできたところなのですが、それはまた今度。
Facebookでの痛い投稿に絶望を感じてしまうのは実名制だからかも
Facebookについては過去にも一度長々と話をしているんだけど、
また、なんか破壊力がある人を知ってしまった。
皆がツッコミを入れてるように、この投稿のより恐ろしいところは「類は友を呼ぶ」というやつなのだけど、これ、Facebookだから余計に怖いんだわ。
Twitterだったらここまで恐怖を感じなかったと思う。 Twitterって、瞬間その時の感情を反映したつぶやきな事がほとんどだと思うし、故にうっかり言っちゃった系も多い。そう、Twitterの発言は重みがない。
だから、明らかに愚かな行為をしてる人がRTで回ってきても「ただ目立ちたいだけなのでは?」とか「釣りなのでは?」とか「言葉足らずなだけなのでは?」と一歩引いてみてるところがある。何が真意かを見極める必要がある。
2chの発言とかはそれがより顕著だよね。ひろゆき氏も言ってました。
だから、Twitterも2chも本当に痛い投稿に遭遇した時、フィクションとして流すことができる。向こうに誰か居るのは間違いないんだけど、フィクションとして流したいときもあるじゃない。これはどうせネタだろ!?と。
それに比べてFacebookでの投稿って、なんか急にリアルになるんだよね。あぁ、こんな人が本当にいてしまうんだって実感する。 Facebookでの発言には、それなりの責任を伴うだろうから、きっと本人は真剣なんだ。
それが余計に手に負えない感じで怖い。相容れない人、話が通じない人ってのは確実に存在するんだ。
そりゃ争いがなくならないわけだよな。
この件については以下の記事が詳しいです。なぜ、理解し合えないという事が起きるのか。が分かりやすく書かれています。(ちと長くて盛り沢山だけど
オリンピック非公式エンブレムで「下手があるので上手が知れる」とやらを実感してしまった
佐野さんの件。初めてデザインを見た時には、とりわけいいも悪いも感じてなくて、今回の騒動も「あらあら。まぁまぁ」と見守っていただけなんだけど、昨日たまたま、FacebookでTwitterの#非公式エンブレムの存在を知って、改めて感じたこと。
俺は #非公式エンブレム 一覧しても佐野氏の案が頭一つ抜けてるなと思うけど「今の日本の求めてるもの」と絶望的に乖離してるんだこれ見ても。そしてデザインは、もう仕切り組取り纏め組の高い意識の物でなく、国民総意の物であるべきなんだよ。 pic.twitter.com/fEc2VvtnBj
— PICTOMANCER (@pictomancer) 2015, 8月 28
そう…こんなふうに一覧にすると、佐野さんのエンブレムがすごい引き立つね。ってかカッコイイ。シンプルで骨太で。これが一流なのかと軽く感動した。
このツイートした方は、それでも「日本人受けしないことが問題だ」って言ってる。気持ちは分からんでもないが日本人に媚びる必要はないと思う。ぶっちゃけ日本人受けを意識しちゃうと良くも悪くもふつーのありきたりなデザインしか集まんねーんじゃないの?って思ったりする。それこそ非公式エンブレムのような…ね。
「日本の求めてるもの」じゃなくて「世界で求められているもの」を重要視するならまだわかるけどね。
日本ではワーワー言ってるけど、世界各国での佐野さんのエンブレムへの評価ってどんなんなんだろ。少なくとも「葬式かよ」ってツッコミしてるのは日本人だけな気がする(というか私は葬式とは想わなかったけど…むしろ、その発想はなかったわwと。)
選考委員は様々な観点から熟考した末に佐野さんのエンブレムを選んだのであって、相当自信があったんだと思う。オリンピック組織委員会が会見開いて釈明するくらいだもの。事情が異なるとはいえ、ユニフォームの時とは大違い。
ワーワー騒いでる人もさ「パクリ/盗作ぽいから」だの「葬式っぽくて陰気臭い」だの「利権が絡んでて汚い」だの、一生懸命に理由を言うけど、結局「このエンブレムはどうも好きになれない」ってのが根幹にあるんだと思うね。その直感はもうどうしようもないけど。
そうそう、私の前職の同僚がこんなこと言っててね
バリエーション案見たい→小一時間で考えたレベルの案で溢れる→見る側も有象無象さに疲れる→もう初案でよくね?となる顧客パターン/どれがいい?東京オリンピック #非公式エンブレム 祭りスタート!仕掛け人はあの… - NAVER まとめ http://t.co/mYAFIBAQSd
— tsutomu oikawa (@mitchy1208) 2015, 8月 28
これを狙ってやってるとしたら策士だな、サザエBot
— tsutomu oikawa (@mitchy1208) 2015, 8月 28
そーだとしたら、私ってば、サザエさんbotの思う壺じゃないかよwwくそっw
エンブレム問題に関してはこの方の意見がまとまってて良い。
しかし、まぁ、最近の日本人は陰謀論がやたら好きだね。物騒な事を考えるようになったもんだ。
【暮らし】清潔な洗面台を保つためにMUJIスポンジを外に出しておくことにした
先日に続き掃除ネタ。今日は洗面台の話です。
水回りはホント悩みますよね。毎晩、歯を磨いてる時に洗面台の水垢を見て「あー、綺麗にしたい」って思うんだけど、洗面台下の戸棚の中にスポンジがあるので取り出すのが面倒だし、乾くまで外においておくのもなんかイヤ(しまうのがまた面倒)。洗面台の上にスポンジが置かれていれば、歯を磨きながら掃除ができるのになーとか思ってたんですけど、いわゆる普通のビビッドなカラーのスポンジとかだと、なんかイヤじゃないですか。インテリアを阻害しないスポンジないかなーって思ってたら、無印でいいのがあったので買いました。150円。
無印はバススポンジも持っているんだけど、デザインがシンプルな上に、水切れが良くてスポンジ自体も清潔に保てるのですごくよい。
キッチンスポンジもこれに変えたいんですが、レビュー見ると食器洗いとしての実用性は低そう。悩む。
話を洗面台に戻します。これを洗面台に配置するとなると、このスポンジだとちょっと大きいのでカット。
カットが雑w。この感じだと3個くらいに分けられそうだね。
そうして、これを配置したのがこの図。
ん?どこだ?
実は、ハンドソープの後ろにこっそりとおいてあります。ハンドソープはMARKS&WEBのもの。直置きすると、液ダレして洗面台が汚れて、掃除するときにちょっと面倒になるので、FranFranで買ったガラス皿の上においてあったんだけど、この後ろに置けばいいやーと。うまくはまりました。
これでこまめに掃除できるといいなぁー。
【追記】スタンドとコップについて
コメント欄で質問を頂いたので追記。スタンドとコップは
- 出版社/メーカー: マーナ
- メディア: ホーム&キッチン
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を使ってます。私は近くの雑貨屋で買いました。
スタンドとコップの下にトレイを置くかどうか悩みどころですが、今のところは使わないでいます。