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それでも人生にイエスと言う

もう、ただの日記だに

一度提出した見積りをロジックなしに安易に下げてくれるなよ

今、お世話になっているクライアントさんから私はコンサル寄りの仕事を頂いている。その仕事の中で、パートナーさんが出してきた見積の精査みたいなこともやっている。「この見積って妥当ですか?」という質問に、ごくごく素直に客観的な視点で答えているつもりだ。

最近、いわゆる請負系の工数で算出する系の見積を見させてもらったんだけど、このエンジニア単価だったら、明らかにこの工数は多すぎだろ。みたいなのがあった。

工数系の見積の場合、人月単価とかかる工数は基本的にはトレードオフの関係にあると思っている。といかそうあるべきだ。

  • スキルレベルの低い人材は人月単価も低いが、調査・検討する期間が増えるため、かかる工数期間は長くなる。
  • スキルレベルの高い人材は人月単価も高い、ノウハウがあるため、短期で遂行できる。よってかかる工数期間は短くなる。

つまり、クライアント的には実質的なトータルコストはほとんど変わらない。まぁ、実際には前者の方が、問題解決出来ない可能性があるor満足度の高い成果物に到達しないというリスクを含むため、後者よりは前者の方が安価になる。(というか後者が高騰するのだろう。)

そういう目線で見た時に、今回の見積は、「この人月単価から期待されるスキルの人が、こんなに時間かかるのかよ。このタスクに。」みたいな感じだったのだ。なので、その点を指摘した。

ただ、その案件について概略しか私は把握できていないため、「何か私にはわからない背景があるのかもしれないので、この工数にどんな内容があるのか確認してください。」ということを一言添えた。

クライアントさんはその内容をパートナーさんに伝えたのだろう。

結果としては工数が下がった。

そこで、私は「スコープ下げられました?」と聞くと「いや。下げられてません。」という。「え?じゃあ、なんで工数下がってるんですか?そこに理由書かれています?」。と聞くと「何も書いてません。」という。それどころか「彼らとしては、当初のタスクを◯◯◯と〜〜〜と△△△と把握していて、これらは全部やるつもりです。と言ってくれています。」という。

私は「えーーーー?」と思った。

なんというか…そういうロジックのない見積の下げ方って、ほんと愚行なんだけどなぁ。なんでそれやっちゃうんだろう。と感じたよ。私は、客サイドにいるわけだけど。

バッファを足すのはいいんですよ。そりゃ、当然ですよ。出された見積の中にバッファ分+利益分が入ってることなんて分かってますよ。でもね、下げた工数分が、そのバッファ分だったとしても、なんらかのロジックはつけるべきだと思うんだよね。「当初想定していたタスクと乖離がありました」とか「このバッファ分を削減するため、お客様の意思決定が遅延すると〜〜〜というリスクがあります。」とかね。そうしないと、そもそもの見積りが適当だったのかよ!?みたいな話にならないかなぁー。見積りの内容に信頼性がないのってどうなのって思う。

これって「価格下げてもらえたラッキー」じゃないんだよね。

それとも、利益を削っているのかしら…。だとしても理由は必要だけども。

過去「これについては利益ほとんどないんですよ!」ということを必死にアピールしてる営業をしている人を見たことがあるけど、自社の利益考えないで見積出してくる会社をパートナーにはしたくねぇなって正直思った。会社の経営として不安定じゃん。

もし私が利益減の見積りを一つ出すとしたら、その後1年間の運用契約を取り付けてからやるよね。

そういうものでしょビジネスって。