エルサは建築学の知識がハンパねーなと『Let it go』で城を構築していくシーン見るといつも思う
先日「アナ雪」を見た。通算3回目。初回見た時と、相変わらず感想は変わらないんだけど、あらためて気付いたことがある。
何気なく見てるけど、この氷の城を作っていくシーン、実はすごいことをやっていると思う。
エルサの魔法の力はおそらく「氷を生み出す能力」だけで「イメージを形にする能力」ではないわけだ。つまり、氷で城を作るためには、生み出したい城の構造を理解している必要があるわけなんだよなぁ。
人間にとって登りやすい階段を作るための、最適な高さと、幅と、氷の厚みはどれほどか。 2階を支えるために必要な柱の数と太さと…といったような知識ね。
エルサは部屋にこもりながら、何度も何度もこんな城が欲しいって想像して、相当勉強したんだろうなぁ…。
と、ファンタジーの世界にそーとー野暮なツッコミをしてみる。
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ちなみに、こういったことを考えてしまうのは、天晴!カッポーレという漫画のこのシーンのせいだ。
科学者の理想郷である「素材空間」は、意思に反応して具現化される世界なんだけど、その意思(つまり知識)に原理&ロジックがなければ、ただの絵に過ぎない。って説明。なるほどなーと、当時ものすごく納得した覚えがある。なんでも想像したものを具現化できる世界があっても、中身を理解してなかったら所詮は見せかけのペラッペラなものしかできないんだなぁって。
この漫画、全然面白く無いんだけど、何故か昔、実家にあって読んだことがあった。 今は絶版マンガ図書館で、だれでも無料で読めます。んで、上のシーンは2巻の最終話。
でも、本当に面白く無いので読む必要はない。漫画家としての画力は相当高いんだけどなぁ。