それでも人生にイエスと言う

もう、ただの日記だに

映画『ムーンライトマイル』レビュー

ムーンライトマイル デラックス版
ショウゲート (2004-01-16)
売り上げランキング: 25829
おすすめ度の平均: 4.0
4 何度も見返したくなるようないい映画
4 ありのまま
5 勝手に涙が
4 静かだけどきっぱりとたスタート
4 こんな感じなのかもしれない。

見ている途中で退屈になって、前からほしかったテレビ台を検索しにパソコンに向かってしまった私は負け組み。

なんとなく、いわゆるほんのりあったかくなるような映画を見たくて借りたけど、残念ながらその願いはかなわず。 主人公の自分勝手というか優柔不断というか…いろいろ見てて痛かった。「やりたいことが見つからない…(主人公談)」とかモラトリアム系映画はイライラするからいらん。婚約解消してたとはいえ、簡単に恋に落ちるのもどうかと。この話の主軸が「悲しみの馴れ合いからの立ち直り」だとしたら、恋愛要素はいらないでしょう。(実は、レンタルする前に、後ろのサマリー見て、ちょっといやな予感はしたんだよね。“悲劇の花婿と扱わない彼女に惹かれていく”とか)

最後の盛り上がりの場所であるはずの法廷の場所も、シチュエーションにちょっとだけ(ちょっとだけだよ?)グっときたけど、もう少しいいセリフ当てはめることできたんじゃないの?私は、もっとダイアナのことを語ってほしかった。…あ!!と、今この自身の要望を言ってみてわかった。

この映画の最大のウィークポイントは「ダイアナ」のことがわからないことだ。

ダイアナのことがわからないから、残された者のつらさもまったく伝わってこない。だから、出てくる人物に共感できないんだろうな。

他感想系サイト http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=5671 http://www.eigaseikatu.com/title/3599/ やっぱり酷評ですね…ニヤリ

映画の内容とはまったく関係ないけど、ダイアナ母親役のスーザン・サランドンは『魔法にかけられて』のナリッサ役だったのね。ちょうど一週間前に『魔法にかけられて』を見たんです。この映画見てて、あれ?どこかで見た顔だなぁ?と思ったんだけど、『魔法にかけられて』付録のインタビュー映像見たんでした。人間深さをかもしだす魅力的な女性だよなぁ。