それでも人生にイエスと言う

もう、ただの日記だに

モンキーズの居た60-70年代と今 -サブカルの種類-

研究の発表を終えて、ちょっと息抜きしようと思って友人の部屋(別研究室)に遊びに行ったら、そこでMonkees CDを発見!!懐かしすぎる!!大学時代に車に乗りながらよく聞いてました。モンキーズ! そこで、懐かしさも相まってサブカルチャー的な話を少々。

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当時は、まだmp3という音源データ化になじみなく、レンタルしたCDをもっぱらMDに録音する形で聞いてたのですが、やはりCD購入しようかなと今思っています。上であげた画像はあえて日本ver.のジャケットにしましたが、本当はもっとかわいいロゴです。

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これが本当のモンキーズのロゴ。私は好きなアーティストだったらデータ音源だけじゃ嫌な人です。本当に好きな音楽アーティストだったらCDジャケットをもまるめて堪能してこそ!だと思いませんか?ジャケットってアーティストがとっているスタイルの象徴だと思いますから。

モンキーズって音楽だけじゃなくて、ファッションも雰囲気も70年代をそのままですよね。この60-70時代は、ビートルズをはじめとした音楽アーティストがまさに流行の最先端を担っていたのでは…と思います。マッシュルームカットとか、モッズとか、ジーンズとかの流行に、彼らが一役かっているのは明らかでしょう。このように音楽というカルチャーはものすごく影響力が大きかった。アムラーやら、あゆスタイルやら、ヒッピースタイルやら…音楽とファッションは常に同期していました…が、それも一昔前までの話。

最近の音楽業界は停滞気味です。

音楽制作会社は、コピーガードとかでCDの複製ができないようにして購買力を上げようと必死だけど、この停滞状態は、単純に音楽データが簡単に引き出せるようになったからだけじゃないと私は思うのですよね。本当に好きなアーティストだったらやはりCD購入したいと思いますもの。とは言っても、今のJ-POPのクオリティに問題があるのかといえばそうとも思えない。音楽の色や質、自体は悪くないし、逆にテクニックの冴える上手なアーティストは昔よりたくさん居るような感じもすます。かつて、TOPアーティストといえば、ミリオンセラーとなるのがザラでした。何故今は、昔ほど音楽が売れないのでしょう?

60-70年代と今を比べて、一番の根本的な違いは何かというと、娯楽の数なんじゃないかな?って思う。そう、サブカルチャーです。

サブカルチャーの数は、昔と今では格段に違いますよね。60-70年代に大衆がお金を掛ける趣味(サブカル)は、音楽や書籍、映画、ファッションぐらいだったのに、今はデジタル系だとPC、WEB関連やら、ゲームやら、最新携帯機種がばんばん種類が増えてきている?アナログ系だって、漫画、ライトノベル、アニメとか一杯。

こんな風に、お金の使い道が増えて、大衆のお金の使い方が分散されるわけだから、そりゃ音楽業界にとっては大打撃ですよね。私はもう少し音楽業界がんばってほしいと思ってるんですけど。 (とはいってもやっぱり、私も今はお金を音楽のみに注ぎ込むことは難しいのです。貧乏だからorz)

話を戻して、You Tubeで見れるモンキーズ『Daydream Believer』PV


Monkees - Daydream Believer - Great Audio ...

この最後に出てくるこのステージのシーンがなんだかとってもレトロ。CGが使えないこの時代ならではの、工夫を凝らした、ダイナミック空間がとても素敵です。それにしても、この背景を作り出してるのは布?紙?どちらにしろ、CGよりもお金が掛かりそうだ。

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ザ・デフィニティヴ・モンキーズ

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