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それでも人生にイエスと言う

もう、ただの日記だに

【レビュー】ムヒョとロージーの魔法律事務所 9巻

漫画 備忘録
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 (9) (ジャンプ・コミックス)
西 義之
集英社 (2006/12/04)
おすすめ度の平均: 5.0
5 いいけど
5 ありきたりのはずなのに、そうじゃない
5 風の行方

一年前は、ジャンプを継続して買ってたんだけど、買い忘れた日を機以来、ずっと買っていません。随時処分ができず、やたら貯まって部屋が散らかるので、まぁ、いいかな。と流していました。見たいのはコミックス買う奴なので。というわけで、今回の話は完全に新規でした。

ずっと前に、どこかのムヒョロジサイト覗いたときに、ロージーにぞっこんの少女キャラが描かれているイラストがUPされていて、なるほど、新しくロージー狂のキャラができるのか…と思い楽しみにしていました。そして、表紙イラストを見たときに ウホッwwもろ好みwwwww と期待倍増だったんですが、うん、いろいろ微妙でした。

実は、ムヒョロジはジャンプの中では私は結構一押しの作品で、だからこそコミックスだって継続して買ってるわけだけど、この作家さんってイマイチ盛り上がりに欠ける書き方するよなぁ…って残念になるときがある。

今回の一番の見所であるパンジャ編の流れが 1 パンジャ、ロージーに必死にアプローチ 2 ロージーに全く気付いてもらえず、力を使い果たし、悪霊化し焦るパンジャ 3 思い出してと懇願するパンジャ。そこにミック登場。パンジャのことを当て馬だとあざ笑う 4 ミックに切り付けられそうになるロージーをかばい、致命傷を受けるパンジャ 5 それでも、ロージー全くパンジャのことを思い出せない。「もういいの…」とパンジャ 6 梅吉が自分のドラえもん的行為によって、パンジャのことを思い出す 7 ロージー、梅吉のアドバイスによってようやく思い出す。

この流れどうなのよ。 まず1⇒2の流れがわからん。何故そこで悪霊化するんだ?悪霊化の原因って結局なんなのよ? 3の部分も、ミックが「パンジャは箱舟メンバーじゃなくて、所詮は当て馬」的な話をあっさり告白するんだけど、『じゃあ箱舟ってなんなのよ?いったいどんなもんなのよ?』と、読者はビビるよ。箱舟メンバーって「禁魔法律に手を出したエリート集団じゃなかったのか?」とか、もうようわからん。 それにしても、ロージー思い出すのがあまりに遅すぎじゃないか…?そもそもロージーとパンジャの出会いが全然イマイチなエピソードだから、そりゃロージー思い出せないのも無理ないわ。だけど、せめて思い出すのはロージー自身にしておいてよ?なんで梅吉のアドバイスによって思い出すんだ、ロージー。

感情を高ぶらせようと必死なのはわかるんだけど、無理やり感ばかり残るし、ところどころで、なんかマヌケでちょっと残念です。8巻でエビスがやられたときも、エビスと五領のつながりの強さを示すものが「エビス解雇後」のたった数話しかないものだから、全然ピンとこなかったしね。「なんで、エビスこんな必死なの。なんで五領こんなイイ奴になってんの?」みたいなかんじ。読者はすっごい置いてきぼり感。

さらに拍子抜けだったのは、すごく強そうな意味ありげな描写だったパンジャがマジでたいしたことない能力で、あっさり死んじゃったってことだよね。こんなあっさり死ぬんだったら、117~118ページあたりの描写は一体なんのために…?いらないだろ(後から出てくるのか?)あと、「霊仏浄化」とか「邪忌印落し」とか、掟破りみたいな技を連発するのは控えたほうが…物語が軽くなる感じがしちゃいます。

と散々言ってますが、なんだかんだですごく好きですよ。ムヒョ。絵柄がまずかなり好みだし。 パンジャのルックスは、本当にぴか一ってくらい私の中ではヒットしてて、正ヒロインであるはずのナナちゃんよりも好きだ。パンジャみたいな、もっさり黒髪、ばっちり瞳ってかなり萌えです。 パンジャのいるシーンは全部好きなんだけど、特に最後の

ムヒョとロージーの魔法律事務所9巻 パンジャの最後 パンジャ「…なんで…なんで皆、こんなにやさしいの?」 ロージー「別に特別なじゃないよ…普段通り」 パンジャ「ロージー君も?」 ロージー「…… …うん…」 パンジャ「ふーん(微笑み) そっか、 エヘ 特別かと思って期待しちゃった」

って流れは萌え泣きしました。こういう乙女心に弱い…。しかも、このシーンのパンジャはこれまた異様にかわいい表情をしてくれるんだ。

これだから、ムヒョロジを買うのやめられないのよね。

この8~9巻あたりの走りっぷりを見てると、ちょっと打ち切られる寸前なのかなぁ…と危惧してしまうんだけど、本当にがんばって欲しいです。まだ見たいし。